解説

保険会社の国際資本基準に係る要点解説

国際的に比較可能な健全性基準の創設へ

金融庁 総合政策局 総務課 国際室 国際保険規制調整官 /青崎 稔

金融庁 総合政策局 総務課 国際室 課長補佐 /坪井 克樹

金融庁 総合政策局 総務課 国際室 課長補佐 /大森 友貴

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保険監督者国際機構(IAIS)は2018年7月31日、国際的に活動する保険グループを対象とした国際資本基準(ICSVersion2.0)に係る市中協議文書を公表した(コメント提出期限は10月30日)。IAISは、本基準を19年11月に最終化し、20年1月から5年間をモニタリング期間と位置付けたうえで、監督カレッジなどの場で議論・評価していくことを想定している。本稿では、同文書に示された提案の背景と要点を解説したい。

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あおさき みのる
一橋大学法学部卒、コーネル大学法科大学院修了。01年財務省入省。金融庁企業開示課、国際室(銀行規制担当)などを経て、17年7月から現職。

つぼい かつき
慶應義塾大学経済学部卒。03年中央青山監査法人入所。あらた監査法人、PwCロンドンオフィスなどを経て、17年8月から現職。

おおもり ともたか
早稲田大学理工学部卒、同経営システム工学専攻修了。11年三井住友海上入社。MS&ADホールディングス、監査法人トーマツを経て、16年9月から現職。日本アクチュアリー会正会員(CERA資格保有)。

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