オービス・インベストメンツ 社長 /時国 司
オービス・インベストメンツ 社長 /時国 司
投稿日2018.09.10. /週刊金融財政事情 2018年9月10日号
英国では、規制当局が、資産運用会社の運営に対する大規模な調査を実行し、改善に向けた具体的な方向性を示すことで「顧客本位の業務運営」を推進してきた。その中心となる概念こそ運用会社の「インセンティブ」設定であり、顧客である投資家と運用会社の利益一致を目指している。
ときくに つかさ
ゴールドマン・サックス証券戦略投資部およびベインキャピタルで、7年間プライベート・エクイティやディストレスト資産などへの投資業務に従事。12年にロンドン・ビジネス・スクールで経営学修士(MBA)取得(LondonBusinessSchoolScholar表彰)。その後、OrbisInvestmentに参画し、ロンドンや香港勤務を経て、16年より同社日本法人代表取締役社長に就任。著書に『あるべき私的整理手続の実務』(民事法研究会・共著)。
掲載号 /週刊金融財政事情 2018年9月10日号