解説

「実質」重視の取締役会運営で企業価値の向上を

投資家の関心事は、非財務情報の開示充実にある

生命保険協会 財務委員長/第一生命保険 取締役常務執行役員 /菊田 徹也

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生命保険協会では、機関投資家としての立場から、44年間にわたって株式市場活性化に向けた調査・提言を行っている。2017年度は、上場企業・機関投資家計1349社へのアンケート調査をもとに、株式市場活性化に向けた協会の要望事項を取りまとめた。本稿では、当該要望事項に加え、17年度より新たに開始した集団的エンゲージメントに対する取組みを中心に紹介したい。

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きくた てつや
87年一橋大学商学部卒、第一生命保険入社。株式部長、運用企画部長などを歴任。14年執行役員投資本部長、17年常務執行役員投資本部長、18年取締役常務執行役員。18年4月から生命保険協会財務委員長を兼任。