解説

国内基準の自己資本比率に「有価証券評価損」算入を再開せよ

インカム重視の有価証券運用で地域金融機関の健全性に懸念

和キャピタル 専務 /伊藤 彰一

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2019年9月期から「投資信託解約損益を除くコア業務純益」の開示が義務付けられる。これを受けて、地域金融機関ではますます利息配当金、つまりインカムを重視した有価証券運用が志向される可能性がある。こうしたインカム運用は評価損益を軽視した運用につながりやすく、結果的に元本を下回る投資になりかねない。有価証券評価損を意識した有価証券管理を促すためにも、自己資本比率算定における有価証券評価損の算入を再開すべきである。

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いとう しょういち
福岡県出身。90年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了(商学修士)。同年三菱総合研究所に入所、金融機関向け経営コンサルティング業務などに従事。07年スパークス入社、地銀関連業務などに従事。16年和キャピタルを共同創業、専務取締役(現職)。