解説

新しい金融商品の時価算定基準で求められるレベル分類の概要

まずは、新基準への対応計画の策定が急務に

あずさ監査法人 金融事業部 マネージング・ディレクター /大川 圭美

あずさ監査法人 金融事業部 シニアマネジャー /春日 雄太

あずさ監査法人 金融事業部 シニアマネジャー /上田 智文

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新たな金融商品の時価算定基準(以下、新基準)が2019年7月4日に公表され、21年4月1日以後開始する事業年度から適用される。これにより原則としてすべての金融資産および金融負債の時価について、レベル分類が求められる。本稿では、レベル分類情報の意味および分類方法、適用上のポイントを概説する。

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おおかわ たまみ
89年港監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入社。金融機関等の会計監査、日本基準やIFRSの金融商品会計アドバイザリー業務に従事。KPMGのIFRS金融商品会計基準ワーキンググループの日本の統括責任。

かすが ゆうた
06年あずさ監査法人入社。金融機関の日本基準およびIFRS基準の会計監査、IFRS導入支援および時価算定基準導入支援をはじめとする会計アドバイザリー業務に従事。

うえだ ともふみ
00年朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入社。銀行・保険会社を中心に金融機関の会計監査、IFRS導入支援、時価算定基準導入支援などアドバイザリー業務に従事。