解説

福岡市におけるキャッシュレス決済の推進

行政・民間一丸となり、QRコード決済の利用施設・店舗を拡大

福岡市 総務企画局 ICT戦略課長 /植村昌代

福岡市 経済観光文化局 経営支援課長 /西依正博

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福岡市では全国に先駆けて「キャッシュレスFUKUOKA」を掲げ、2018年6月から「キャッシュレス実証実験」をスタートした。市内の10の公共施設や、屋台や商店街、飲食店などの民間施設で実証実験を行い、キャッシュレス決済が施設や店舗運営の効率化に一定の役割を果たすことが確認された。今年4月からは税務証明書などの証明書の発行手数料の支払いに「LINEペイ」を導入。軽自動車税や個人市県民税、固定資産税などの納付でも、「LINEペイ請求書支払い」のサービスを開始し、市民の利便性向上や税金の収納率向上を目指している。

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うえむら まさよ
00年郵政省入省(現総務省)。17年から福岡市に出向中。ICTの活用施策の企画立案のほか、福岡市の公共施設や区役所窓口等におけるキャッシュレスの導入推進を担当。

にしより まさひろ
95年福岡市入庁。18年から現職。中小企業への経営相談・助言、市商工金融資金制度、事業支援や人材確保支援のほか、中小企業の生産性向上等の観点から民間事業者へのキャッシュレスの導入推進を担当。