「スチュワードシップ・コードに関する有識者検討会」の初回会合が10月2日に開かれ、来年に予定されているスチュワードシップ・コード(SSコード)の改訂に向けて議論の火ぶたが切られた。最大の論点に浮上しているのが、生保や信託銀行などの運用機関に対して、議決権の行使結果だけではなく、賛否の理由も開示するよう求めている点。また、主要なアセットオーナーである企業年金基金のSSコード受入れが限定的なことも課題となっている。
「スチュワードシップ・コードに関する有識者検討会」の初回会合が10月2日に開かれ、来年に予定されているスチュワードシップ・コード(SSコード)の改訂に向けて議論の火ぶたが切られた。最大の論点に浮上しているのが、生保や信託銀行などの運用機関に対して、議決権の行使結果だけではなく、賛否の理由も開示するよう求めている点。また、主要なアセットオーナーである企業年金基金のSSコード受入れが限定的なことも課題となっている。