解説決算分析

ノンバンクの2026年3月期決算分析

金利上昇が収益環境に逆風、料率転嫁やアセットライト化が課題

格付投資情報センター 格付本部 シニアアナリスト /肝付 卓也

格付投資情報センター 格付本部 シニアアナリスト /和田 あゆみ

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ノンバンクの2026年3月期決算は総じて収益が拡大した一方、金利上昇が利益の伸びを弱めた。リテールのうち市場成長が続くクレジットカードや、収益性が高い消費者金融は業容拡大で吸収できそうだが、長期債権の多い信販は料率転嫁や総資産のコントロールが課題だ。コーポレートは料率転嫁でおおむね吸収できるとみるが、調達コストの負担増はアセットライトな戦略を促す一因となっており、各社は金利ある世界への適応を模索している。

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きもつき たくや
東京大学経済学部卒。政府系金融機関を経て、16年にR&Iへ。格付けアナリストとして保険、ノンバンクの格付け分析を担当。

わだ あゆみ
上智大学外国語学部卒。メガバンクを経て、20年にR&Iへ。格付けアナリストとしてノンバンクの格付け分析を担当。