特集日銀「政策金利1.0%」のインパクト

1995年の経済状況と比較した今回の政策金利1.0%水準の含意

当時とは景気循環や金融政策、金融市場の方向性が対照的

立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 教授 /山川 哲史

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日本銀行は政策金利を1995年以来となる1%水準まで引き上げた。ただし当時と今では、景気・物価環境(デフレ対インフレ)、金融政策の方向性(緩和対正常化・引き締め)および金融市場の動向(株安円高対株高円安)のすべてにおいて大きく異なっている。景気・市場分析に当たっては、95年の経験を踏まえつつも、当時との相違に注目した冷静な視点が必要だ。

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やまかわ てつふみ
79年日本銀行入行。94年ゴールドマンサックス証券東京支店入社。10年バークレイズ証券入社。日本担当チーフエコノミスト・調査部長として経済・政策・市場分析に従事し、24年から現職。専門はマクロ経済学、経済政策論、金融論。