特集日銀「政策金利1.0%」のインパクト

経済成長率とインフレ率の安定化水準に達しつつある政策金利

経済の好循環へ金融政策に先行して預金・貸出金利の引き上げを

慶應義塾大学 商学部 教授 /寺西 勇生

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

日本銀行が政策金利を1.0%に引き上げ、1995年以来約31年ぶりの歴史的な水準に到達した。利上げに着目すれば、これ自体は金融引き締めを意味しているが、日本経済にどのような影響を与えるのかはもう少し深く考察する必要がある。本稿では、金融政策の波及経路や将来の金融政策の動向を踏まえ、政策効果に関する予測を試みる。その結果を踏まえると、政策金利1.0%への到達は、銀行業界が「実質金利のある世界」に踏み出す好機と位置付けられよう。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

てらにし ゆうき
01~13年日本銀行エコノミスト・シニアエコノミスト、13年から慶應義塾大学商学部(准教授・教授)。コロンビア大学経済学博士。専門は金融政策、金融市場と物価についての分析。