特集総点検 世界経済を巡るリスク

米自動車部品メーカー破綻に学ぶ売掛債権投資のリスクと展望

セラーやオリジネーターの分散により想定外のリスクも管理せよ

UBPインベストメンツ 営業本部 マネージング・ディレクター /村上 修平

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昨年から今年にかけ、プライベートクレジットの分野で比較的大規模な貸出先の経営破綻や不正取引が発生した。同時期に、一部のプライベートクレジット・ファンドで個人投資家の解約請求が相次ぎ、解約凍結を行ったファンドもあったことなどから、世界的な金融システムへの波及による混乱が懸念された。本稿では、とりわけ大きな注目を集めた米自動車部品メーカーのファースト・ブランズ・グループ(FBG)の事例に注目し、その不正取引の舞台となった売掛債権投資の仕組みや課題について解説したい。

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むらかみ しゅうへい
02年スパークス・アセット・マネジメント投信(現スパークス・グループ)入社。複数の外資系・日系の資産運用会社などを経て、24年3月UBPインベストメンツ入社。営業本部にて、主に機関投資家を対象とする営業に従事。