特集検討進む「社会保障と税の一体改革」

消費税の飲食料品ゼロ税率導入ならば再引き上げルールの策定を

国民に分かりやすい物価対策だが、税制設計や税務処理に難題も

拓殖大学 政経学部 教授 /白石 浩介

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消費税の飲食料品ゼロ税率が、2026年2月の衆議院議員総選挙を経て現実的な政策選択肢として浮上した。物価高対策として分かりやすく、世論の支持を得やすい一方、制度設計や価格転嫁、産業への影響、財政規律との関係性など、多くの論点を内包する。本稿では、ゼロ税率の仕組みと政策効果を整理した上で、給付付き税額控除との関係や今後の財政運営の在り方を考察する。

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しらいし こうすけ
88年早稲田大学政治経済学部卒、同年三菱総合研究所入社。03年大阪大学大学院経済学研究科客員助教授、07年一橋大学経済研究所特任准教授を歴任。18年名古屋市立大学大学院博士後期課程修了、博士(経済学)。13年から現職。著書に『消費税の転嫁と帰着』(税務経理協会)。