解説〈KINZAIリポート〉

ガバナンス構築が前提となる協同組織金融機関の「持続可能性」

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金融庁が協同組織金融機関に対する監督の強化に向けて検討を進めている。いわき信用組合における不正融資をはじめ、ガバナンス不全に起因する不祥事案が続いたことが背景にある。ガバナンスの課題は有価証券の含み損の拡大といった財務上の問題においても、その原因の根本にあると考えられ、対応は待ったなしだ。経営統合を巡っても業界での議論は盛り上がりに欠き、協同組織金融機関の持続可能なビジネスモデル確立に向けた道筋は見通しにくい。

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