新聞の盲点

CGコードの改訂を巡り、企業が警戒する「現預金使途」開示

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

金融庁がコーポレートガバナンス・コード(CGコード)の第3次改訂に向け、近く有識者会議を開く。資本コストと企業価値向上を意識した経営を上場企業に求めるなか、機関投資家から「形式的対応に終始している」と指摘を受けているためだ。CGコードの実質化に向けて5項目について議論するが、そのうち「稼ぐ力の向上」で重要テーマに挙げられているのが、現預金の使い方。だが、企業の間では「ソフトローを超える対応を迫られる」と懸念する声もすでに上がる。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら