連載セミナーゼロから学ぶコンダクトリスク 第6回

Web限定

カルチャー改革の重要性

アクセンチュア ビジネスコンサルティング本部 /信森 毅博

投稿日2025.09.26. /週刊金融財政事情

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

コンダクトリスク管理において、健全な企業文化(カルチャー)の醸成が重要との認識は一般化しているだろう。もっとも、健全な企業文化醸成に向けた方法はさまざまであって、戸惑いを感じている金融機関もあると考えられる。本稿では、金融庁が6月27日に公表した「健全な企業文化の醸成及びコンダクト・リスク管理態勢に関する対話結果レポートについて」(以下、金融庁レポート)も踏まえて、実践的な対応を整理したい。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

のぶもり たけひろ
東京大学法学部卒、91年日本銀行入行。11年からコンサルティング会社にて内部統制やコンプライアンス等の態勢整備を支援。20年から金融庁でコンダクト企画室長として顧客本位の業務運営のモニタリング等に従事。23年から現職。