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株式市場の活性化に向け解消すべき企業・投資家の認識ギャップ

コーポレートガバナンス改革を踏まえた課題解決への生保協の提言

生命保険協会 財務委員長 /佐藤 和夫

投稿日2025.07.11. /週刊金融財政事情

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生命保険協会は、上場企業の価値向上に向けて、2024年度に上場企業1,200社、機関投資家170社へのアンケート調査を実施し提言を取りまとめた。日本におけるコーポレートガバナンス改革の進捗状況を踏まえて、さらなる取り組みを促すものである。本稿ではアンケート結果をもとに、「取締役会等の実効性向上(独立社外取締役の機能発揮)」「収益性と成長性を意識した経営」「サステナビリティーを意識した経営」の3つの課題について、現状と当協会の提言の内容を紹介したい。

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さとう かずお
89年早稲田大学政治経済学部卒、日本生命保険入社。財務企画部長、総合企画部長などを歴任。20年取締役執行役員、21年取締役常務執行役員、24年取締役専務執行役員。25年3月から生命保険協会財務委員長を兼任。