解説シリーズ トランプ関税の衝撃 第3回

クリントン政権の通貨目標から考察するドル円相場のレンジ

日米政府は否定するが、実際は存在する通貨目標

マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント /吉田 恒

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ドナルド・トランプ政権が繰り出す関税政策に揺れる為替市場。トランプ大統領は、ドル高改善による貿易収支是正に向け、第2のプラザ合意ともいわれる「マールアラーゴ合意」を画策しているとのうわさも市場関係者の間でささやかれている。本稿では、1990年代のビル・クリントン政権時代の為替調整を振り返り、今後のドル円相場の行方を考察していく。

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よしだ ひさし
大手の投資情報ベンダーの編集長、社長等を歴任。機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信のほか、近年は一般投資家と金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、講演や啓発活動を行う。11年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。19年11月から現職。