特集重要性増す銀行店舗

海外銀行の動向から探る店舗戦略のヒント

銀行目線ではなく、顧客目線で店舗を再定義

クニエ ネージャー /福永 智

クニエ シニアコンサルタント /在原 伸幸

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海外銀行は、デジタル化の進展や収益性の低下を背景に店舗の削減を進めてきた。しかし近年、金利環境の変化や顧客行動の多様化を契機として、店舗の存在意義が見直されつつある。今や、単に事例を模倣するのではなく、自行の顧客特性や地域性、強みを踏まえた店舗戦略の展開が欠かせない。本稿では、欧米やシンガポールの大手行の事例をもとに、近年の店舗戦略のトレンドについて考察し、邦銀の店舗戦略への示唆を提供したい。

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ふくなが さとし
大学卒業後、メガバンクに入行。産業調査部門における業界・市場動向の分析、企業戦略に関する提案・知見提供のほか、B to C決済サービスの企画・販売促進や勘定系システム更改プロジェクトの推進などに従事。23年にクニエに入社し、金融機関を対象とした戦略立案、業務改革、ITプロジェクト支援など、コンサルティングに携わっている。

ありはら のぶゆき
大学卒業後、都市銀行入行。22年クニエ入社。大手銀行や非金融事業者に対する事業戦略策定支援や業務プロセス改革支援、システム構築支援等に従事。