解説

M&Aの実現可能性を高める優先株式を活用したスキーム設計

種類株式が売買双方のニーズを調整する柔軟な手段として存在感

フレックスコンサルティング シニアコンサルタント /市川 貴浩

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企業経営に関与するステークホルダーの属性や目的が多様化する現在、優先株式を活用したスキームが注目される。本稿では、優先株式の「拒否権の有無とリターンの大小」によりステークホルダーを類型化するとともに、M&Aにおいて優先株式を活用して経営人材の参画を促した事例を紹介したい。

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いちかわ たかひろ
慶應義塾大学商学部卒。メガバンク、PEファンド、事業会社を経て当社へ参画。M&Aなどの拡大戦略、事業再生などの縮小戦略をはじめとするステークホルダーデザインおよび実行支援に従事。