解説

社会福祉法人の経営基盤強化に向けた連携・協働の枠組み

「連携推進法人」制度の活用も含め、幅広い選択肢の検討に期待

厚生労働省 社会・援護局福祉基盤課 課長補佐 /佐藤 清和

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人口構造が変化し福祉ニーズが複雑化・多様化する中で、社会福祉法人が経営基盤を強化して良質な福祉サービスを提供することが重要になっている。そのためには、一法人としてのサービス提供だけでなく、合併や事業譲渡等のほか、社会福祉連携推進法人などの枠組みを活用した連携・協働も有力な選択肢となる。本稿では、そうした枠組みの概要を紹介した上で、社会福祉法人が経営改善に取り組む際に、地域金融機関に求められる役割についても解説したい。

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さとう きよかず
98年厚生省(現厚生労働省)入省。18年老健局介護保険計画課老人福祉計画官、21年社会・援護局福祉基盤課法人指導監査官を経て、23年4月から現職。