解説

主要行5グループの2024年9月期決算分析

業績改善のペースが想定以上に加速した中間決算

野村証券 エクイティ・リサーチ部 金融チーム・ヘッド /高宮 健

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主要行の2024年9月期決算は、マクロ面での経済・金融環境の好転と、経費率管理などミクロ面での経営努力の両輪が引き続きかみ合った決算と評価できるだろう。日本銀行による利上げの収益影響が本格化する前ではあったものの、業績改善のペースが想定以上に加速していることが確認できた。アナリストの立場からは、株主還元強化など資本規律も向上した点を評価している。当面、業績面での追い風は続くであろうが、規律を維持しながら成長戦略を追求できるかどうかに筆者は注目している。

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たかみや けん
92年慶應義塾大学法学部卒、東京銀行入行(横浜支店配属)。スペイン留学(サラマンカ大学、バルセロナ大学)などを経て、00年野村アセットマネジメント入社。クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券、みずほ証券を経て、09年野村証券入社。

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