特集急を要するカスハラ対策

リスク管理の視点から取り組むカスハラ対策のアプローチ

人的資本経営を推進する上で「経営課題」として認識・対処を

SOMPOリスクマネジメント コーポレート・リスクコンサルティング部 人的資本グループリーダー 上級コンサルタント /西 彩奈

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各組織・団体がカスタマーハラスメント(カスハラ)対策に関する取り組みを検討しているが、「どのような対策をすべきか」や、「どの程度対策をすればよいか」などの悩みを抱える企業は少なくない。特に金融機関の場合、減点主義の企業文化も相まってカスハラを受けても上長や相談窓口に報告しづらい風潮がある。そのため、従業員が休職やメンタル不全に追い込まれ、人的資本経営の推進のボトルネックとなっているケースも少なからず見受けられる。本稿ではカスハラ対策について、リスクマネジメントの視点から具体的に解説する。

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にし あやな
金融系コンサルティング会社を経て20年入社。顧客満足(CS)や従業員満足(ES)向上支援、コミュニケーションやハラスメントに関する研修講師など、人的資本に関する支援実績多数。産業カウンセラー、消費生活アドバイザー。