解説

発展途上の国内「電力市場」でMUFGが描く将来像

先物・現物の双方に新規参入、市場発展と電力供給の安定化に貢献

三菱UFJフィナンシャル・グループ 専務 /関 浩之

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三菱UFJ銀行は今年10月、将来の電力をあらかじめ約束した値段で売買する「電力先物取引」における取引受託業務および清算受託業務を開始した。また、これに先立ち9月末には、小売電気事業者として現物取引の取扱資格を有するeClear(イークリア)に対して49%出資を完了し、持分法適用会社化した。本稿では、国内電力市場の現状や課題を踏まえて、当行の電力市場参入の戦略的意義や今後の取り組みについて述べたい。

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せき ひろゆき
90年慶應義塾大学商学部卒。同年三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。16年執行役員市場企画部長、17年資金証券部長、18年人事部長、21年常務執行役員法人・リテール部門副部門長(兼東日本拠点統括)、22年MUFG執行役常務市場事業本部長などを経て、24年から執行役専務市場事業本部長(現職)。

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