特集追い風が吹く地銀M&A支援

中小企業の課題解決に資する“質の高い”M&A支援の必要性

PMIで存在感を放つことが期待される金融機関

フォーカスクライド 東京支店 弁護士 /松田 育子

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M&Aは、事業承継問題の解決や企業の成長に資する一方で、その支援には規制法などがなく、トラブルに発展するケースも少なくない。そのため、中小企業庁はガイドラインを策定し、M&A支援の健全な競争を促している。しかし、企業がM&Aによるシナジー効果を発揮するためには、M&Aだけでなく、M&A後の統合作業(PMI=Post Merger Integration)も重要で、PMI支援は欠かせない。金融機関には、PMI支援面での活躍も期待される。

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まつだ いくこ
14年弁護士登録(東京弁護士会所属)。22年経済産業省中小企業庁事業環境部財務課にて課長補佐(経営承継)。主に中小企業のM&A支援策、PMI支援策の立案等に従事。24年4月から現職。