特集加速する人的資本経営

中長期的な企業価値向上に資する人材戦略の在り方

ワーク・エンゲージメントや複線型人事制度、新技術活用で対応

日本銀行 金融機構局 金融高度化センター 企画役 /岡 俊太郎

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

金融機関は、人事面で「職員の離職率の高まり」「顧客ニーズの変化に伴う多様な専門人材の育成・採用の必要性」「生成AIなどの技術革新への対応」といった課題を抱えている。本稿では、これらの課題解決に取り組む金融機関のアプローチを紹介しつつ、効果的と思われる対応策を改めて整理してみたい。人事面での課題に対して適切な解決策を講じていくことは、中長期的な企業価値の向上にも資するはずである。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

おか しゅんたろう
94年日本銀行入行。名古屋支店、政策委員会室、発券局を経て、16年から現職。