解説

市場環境の変化を踏まえた「国の債務管理に関する研究会」提案

国債の安定的な発行・消化に向け、求められる取り組みを整理

財務省 理財局 国債企画課長 /佐藤 伸樹

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財務省理財局の有識者会議「国の債務管理に関する研究会」は6月21日、議論の取りまとめを発表した。国債市場を取り巻く環境が今後大きく変わっていくことも想定される中で、国債発行当局として、各投資主体による国債保有をいっそう促進するためにどのような取り組みが考えられるのか。本稿では、国債の安定的な発行・消化に向けて必要な取り組みを整理した有識者会議の取りまとめ内容を紹介したい。

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さとう のぶき
97年大蔵省入省(銀行局調査課)。18年東京国税局調査第一部長、19年在中国日本大使館参事官(財政金融担当)、21年内閣府政策統括官(経済財政運営担当)付参事官を経て、23年7月から現職。