特集飛躍に向かうインパクト投資

社会・環境課題に応え、持続的な成長を実現するインパクト投資

〈インタビュー〉官民連携のコンソーシアムを設立し、取り組みの推進を図る

前 金融庁 総合政策局 総合政策課長(脱炭素成長型経済構造移行推進機構 理事) /高田 英樹

金融庁 総合政策局 IFIAR戦略企画本部 IFIAR戦略企画室 調整官(前 総合政策課 サステナブルファイナンス推進室 課長補佐) /松本 亜衣

金融庁 総合政策局 総合政策課 サステナブルファイナンス推進室 課長補佐 /長谷部 綾子

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多様化する社会・環境課題に対応し、これを通じた事業の成長を実現する「インパクト投資」への期待が高まっている。日本の取り組みでは、政府も積極的に関与し、官民連携で推進されていることが大きな特徴だ。金融庁は今年3月にインパクト投資の「基本的指針」を策定したほか、5月には官民連携の「インパクトコンソーシアム」を立ち上げるなど、幅広い施策を打ち出している。その意義や今後の方向性を聞いた。(編集部)

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たかだ ひでき
95年大蔵省(現財務省)入省。主計局、主税局、大臣官房等を歴任。03~06年英国財務省出向。15~18年パリ・OECDに出向し、グリーンファイナンスを担当。帰国後、Green Finance Network Japanを発足・運営。22年から金融庁総合政策局総合政策課長。24年6月から現職。東京大学法学部卒、ケンブリッジ大学法律学修士、ロンドン大学経営学修士。

まつもと あい
13年金融庁入庁後、事業全体を対象とする担保制度や検査マニュアル廃止後の引当の在り方の検討等を担当。23年からサステナブルファイナンス推進室にて、インパクト投資の推進や地域における脱炭素の取組支援等に従事。24年7月から現職。

はせべ あやこ
生命保険会社、監査法人勤務を経て、23年3月金融庁に入庁し、インパクト投資の関連施策の企画・推進を担当。保険会社では資産運用業務等に従事。監査法人では資産運用高度化支援プロジェクトに参画し、ESGに関する規制・動向調査や、各種勉強会を実施。