特集農業分野で輝く銀行

金融と非金融の両面支援が求められる金融機関の新たな可能性

農業の生産性向上や物価高対策、事業承継などが喫緊の課題に

農林中金総合研究所 リサーチ&ソリューション第1部 主任研究員 /髙山 航希

農林中金総合研究所 リサーチ&ソリューション第1部 研究員 /山本 裕二

農林中金総合研究所 リサーチ&ソリューション第1部 研究員 /矢作 知生

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

銀行などの金融機関にとって、農業関連業務は手の出しづらいものだった。しかし、足元では、融資など従来の金融サービスだけでなく、農産物のブランディングや販路開拓支援、コンサルティングといった非金融サービスにも広がりを見せている。本稿では、こうした農業分野への取り組みを検討する上で参考になる、農業および農業金融の現況をまとめてみたい。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

たかやま こうき
博士(農学)。12年農林中金総合研究所入社。農業金融を含むJAバンクの事業環境等について調査・研究。23年4月から現職。

やまもと ゆうじ
19年日本経済新聞社入社。商品先物市場等について取材・原稿執筆。日本能率協会コンサルティングを経て、23年12月から現職。

やはぎ ともき
19年NTTデータ入社。官公庁、自治体向け防災システムの開発・導入、AIを用いた観光・農業向けシステムの企画を経て、24年1月から現職。