特集農業分野で輝く銀行

銀行は地域課題の解決に向けて農業金融への取り組みの活発化を

民間金融機関の農業支援を促す「基本法」の改正

農林水産省 経営局 金融調整課 課長 /宮田 龍栄

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銀行、信用金庫、信用組合といった民間金融機関が農業分野に多く融資していた事実はあまり知られていないが、40年前には、銀行などの農業制度資金の貸付残高は、現在の2.3倍もあった。今年5月に食料・農業・農村基本法の改正法が成立し、食料安全保障の強化や輸出促進など、農業に対する期待はますます高まっている。銀行などが、地域の課題解決に向けた金融仲介機能を発揮しつつ、農業金融への取り組みをより活発化させていくことを期待したい。

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みやた たつまさ
99年農林水産省入省。13年同省経営局金融調整課課長補佐(総括)、19年在米国日本国大使館参事官(農林水産担当)、22年同省経営局保険課長を経て、23年7月から現職。