インタビュー

守りの姿勢を重視しつつ、巻き返しを図る「攻めの一手」も

SMBC日興証券 社長 /吉岡 秀二

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SMBC日興証券は、株価を意図的に動かす相場操縦事案や、銀行と証券会社が顧客企業の同意なくその非公開情報を共有していた銀証ファイアウオール規制違反事案を巡り、2022年10月に金融庁から一部業務停止命令および業務改善命令を受けた。さらに相場操縦事案については、23年2月に東京地方裁判所から罰金7億円と追徴金44億7,000万円の有罪判決も言い渡された。再建の道筋を付けて身を引いた近藤雄一郎前社長から、今年4月1日付でバトンを渡されたのが吉岡秀二社長だ。吉岡社長は二度と不祥事を起こさないよう再発防止策を徹底しつつ、業績拡大に向けた「攻めの一手」も放つ構えだ。(編集部)

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よしおか しゅうじ
88年慶應義塾大学理工学部卒、日興証券(現SMBC日興証券)入社。14年執行役員エクイティ副本部長、21年常務執行役員、23年専務執行役員(三井住友FG常務執行役員を兼務)、24年1月取締役専務執行役員を経て、24年4月から現職。