解説

中堅・中小企業の成長支援に向けた「DX支援ガイダンス」

地域との運命共同体である地域金融機関の取り組みに期待

経済産業省 商務情報政策局 情報技術利用促進課 課長補佐 /栗原 涼介

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経済産業省は3月に「DX支援ガイダンス─デジタル化から始める中堅・中小企業等の伴走支援アプローチ─」(以下、本ガイダンス)を策定した。本業支援の中核であるDX支援を通じ、中堅・中小企業等の成長の果実を地域全体に還元し、地域経済の拡大につながることを期待し策定したものである。本稿では、本ガイダンスを策定した立場から、中堅・中小企業等に対するDX支援の在り方について、特に地域金融機関にとって重要なポイントを中心に解説する。

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くりはら りょうすけ
一橋大学法学部卒、三井住友銀行入行。法人営業を担当後、グループ証券会社の投資銀行部門に出向。大手企業に対するM&Aや資金調達支援等に従事。20年経済産業省入省。中小企業庁、経済産業政策局での事業再編関連の政策立案担当等を経て、23年から現職。