解説

バーゼル委「暗号資産に係る基準」改訂に関する市中協議の概要

ステーブルコインの裏付け資産の要件など、検討の成果を公表

日本銀行 金融機構局 国際課 企画役 /中村 慎太郎

日本銀行 金融機構局 国際課 /松野 由嵩

金融庁 総合政策局 リスク分析総括課 健全性基準室 課長補佐 /寺田 泰典

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バーゼル銀行監督委員会は2023年12月、銀行による暗号資産の保有に関する市中協議文書を公表した(市中協議期間は24年3月28日まで)。市中協議文書では22年12月に最終化した規制枠組みについて、ステーブルコインの裏付け資産の要件を具体化する等のさらなる明確化を提案している。また、パーミッションレス型ブロックチェーンを活用した暗号資産の規制枠組み上の考え方を新たに示した。本稿では、改訂に向けた検討・交渉に携わった立場から、市中協議文書の主なポイントについて解説する。

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なかむら しんたろう
06年東京大学経済学部卒、日本銀行入行。11年米スタンフォード大学院修士。ロンドン事務所、金融市場局、金融庁出向(企画市場局総務課企画調整官)などを経て、21年から現職。

まつの ゆたか
17年東京大学法学部卒、日本銀行入行。23年米コロンビア大学院修士。同年から現職。

てらだ たいすけ
16年京都大学経済学部卒、日本銀行入行。23年ロンドンビジネススクール修士。同年から現職。