特集コンプラを補うインテグリティー

企業内弁護士に聞く インテグリティー醸成に向けたヒント

〈談話〉「やらされ事」から脱し主体的なコンプライアンスへ

中国銀行 コンプライアンス・リスク統括部 担当部長(弁護士) / 須藤 克己

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中国銀行では近年、「法令等の遵守を一歩進めた自ら考え行動する主体的・自律的コンプライアンス」の実践に取り組んでいる。金融機関がインテグリティー(誠実さ)を醸成するための課題や同行の取り組み、弁護士がコンプライアンス部門に携わる意義や付加価値について、銀行員と法律家の二つの顔を持つ同行の須藤克己担当部長に聞いた。

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すとう かつみ
97年慶應義塾大学経済学部卒、東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行。同行退職後に司法試験合格、弁護士登録。12年に中国銀行入行。コンプライアンス部(当時)、茶屋町・藤戸支店長などを経て現職。マネーローンダリング対策センター長、お客さま相談センター長、ちゅうぎんフィナンシャルグループ経営管理部担当部長を兼務。日本弁護士連合会法律サービス展開本部委員。休日を中心に民事・商事の分野で弁護士業を営む。23年まで刑事弁護人としても活動。