解説

経営者保証に関する監督指針改正後の実態と実務の在り方

取引先と対話し相互に理解を深めながら「是々非々」で対応せよ

金融コンサルタント /大内 修

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経営者保証に関する監督指針が改正されて9カ月余り。一部で保証解除や保証限度の減額が目的化した結果、やや行き過ぎた行動も見られる。経営者保証の要否は個別融資案件に係る融資条件の一つであり、競い合う性質のものではない。経営者保証の持つ意義を再確認し、各金融機関の融資ポリシーに基づいて是々非々で対応するとともに、経営者保証を要しない企業の育成を心掛けていくことが欠かせない。

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おおうち おさむ
70年三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。人事部次長、深川支店長、業務開発部長、理事個人部長などを歴任。98年ダイヤモンドリース(現三菱HCキャピタル)常務取締役企画部長。03年三菱電機クレジット(現三菱電機フィナンシャルソリューションズ)代表取締役。07年MMCダイヤモンドファイナンス(現三菱自動車ファイナンス)代表取締役、12年退任。