解説

「内部監査の高度化」に向けたプログレスレポートの狙いと概要

実効性ある内部監査を通じた企業価値向上に不可欠な三つの観点

金融庁 総合政策局 リスク分析総括課 リスク管理検査室 課長補佐 /長野 泰明

金融庁 総合政策局 リスク分析総括課 大手銀行モニタリング室 課長補佐 /朝倉 真人

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金融庁は2023年10月、大手銀行グループにおける内部監査の高度化に向けた取組状況および課題認識を整理し取りまとめた「「金融機関の内部監査の高度化」に向けたプログレスレポート(中間報告)」を公表した。本稿では、当該プログレスレポートの狙いと概要のほか、金融機関における内部監査の高度化に向けた金融庁の今後の取組方針等を解説する。

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ながの やすあき
有限責任監査法人トーマツを経て、20年7月金融庁入庁。総合政策局リスク分析総括課検査監理官グループなどを経て、23年7月から現職。公認内部監査人。

あさくら まさと
06年財務省北陸財務局から金融庁に出向。検査局総務課(当時)、監督局銀行第一課などを経て、22年7月から現職。