特集真価を問う内部監査

監査人材の多様性を確保し、MUFGの企業価値向上に貢献

組織全体のリスク感度を高めるために重要な3線の人材配置

三菱UFJフィナンシャル・グループ 専務 /柴 義隆

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グループ/グローバルの一体運営を推し進める三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)。一層の企業価値向上に取り組む上でも、内部監査の役割は欠かせない。「経営に信頼されるアドバイザー」たる内部監査を目指し、監査人材の多様性確保に向けた取り組みにも力を注いでいる。内部監査の現状と今後の在り方について、グループCAOを務める柴義隆専務に聞いた。(編集部)

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しば よしたか
86年慶應義塾大学経済学部卒、東海銀行入行。12年三菱東京UFJ銀行執行役員融資部長、14年執行役員監査部長、16年常務執行役員。地区本部長(中部担当)などを経て、20年から三菱UFJフィナンシャル・グループ執行役専務グループCAO兼監査部長(現職)。英国国立ハル大学大学院修了。