解説

人口動態の影響を踏まえた地域金融機関の目指すべき方向性

地域間で異なる「地域のプラットフォーマー」としての姿

三菱総合研究所 金融DX本部 /舟木 貴久

三菱総合研究所 金融DX本部 /能鹿島 武志

三菱総合研究所 金融DX本部 /石井 一成

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日本で今後長期的に継続する人口減少は、預金のみならず貸出マーケットの縮小を通じて地銀の経営体力をそぐとみられる。当社では、2030年における都道府県ごとの貸出マーケットの予測を行い、生産年齢人口が1~2割減少すると見込まれる東北地方などの地域では、貸出残高が1割前後減少すると推計した。人口が増加する地域と減少する地域では、おのずと地域金融機関が目指すべき方向性は変わる。特に、人口減少が顕著な地域における小規模な金融機関については、自前のシステムを諦めて他行のシステムの活用に迫られることもあろう。

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ふなき たかひさ
01年三菱総合研究所入社。地方銀行を中心としたコストマネジメント、エリアマーケティング、信用リスク管理、業務効率化等のコンサルティング業務に従事。

のかじま たけし
11年三菱総合研究所入社。地方銀行を中心とした住宅ローン・データ・コンソーシアムの運営およびリテールローンのスコアリングモデル構築や収益リスク管理等のコンサルティング業務に従事。

いしい かずなり
都市銀行を経て18年から現職。官公庁からの金融領域に係る委託調査事業のほか、DXやリスク管理を中心とする地域銀行向けのコンサルティング業務に従事。