解説

きらぼし銀行が重視するLBOでの「メイン化」推進

「事業性ファイナンス」による取引先の課題解決と伴走支援

きらぼし銀行 理事 SF部 副部長 /池田 健一

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コロナ禍、原材料の高騰などの環境変化に伴い、地域金融機関の取引先が抱えている課題も、より複雑化している。そうしたなか、取引先の事業承継や地域を越えた事業展開に伴い、LBOファイナンスのニーズは年々高まってきた。一方で地域金融機関にとっては、PEファンドなどによる買収を契機として、従前の取引がある日突然失われるという状況が発生している。本稿では、こうした状況に対処するきらぼし銀行の取り組みをコーポレートローン、LBOローンそれぞれの切り口で紹介したい。

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いけだ けんいち
東京都民銀行入行、13年から官民再生ファンド運営会社に出向。15年から本店営業部営業三部にてLBOファイナンス等に従事。19年からきらぼし銀行SF部にてストラクチャードファイナンス全般に従事。慶應義塾大学商学部卒。中小企業診断士。