解説

「G7財務大臣・中央銀行総裁会合」の金融分野における成果

金融分野の諸論点について意義ある合意を形成

金融庁 総合政策局 総務課 国際室 国際企画調整官 /深見 健太

金融庁 総合政策局 総務課 国際室 課長補佐 /曲淵 季実子

金融庁 総合政策局 総務課 国際室 国際企画第一係長 /秋元 虹輝

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

今年5月11日から13日にかけて、日本が議長国を務めるG7財務大臣・中央銀行総裁会合が新潟市で開催された。同会合後に公表された声明では、金融分野に関して、暗号資産・ステーブルコイン、サステナビリティー開示、トランジションファイナンス、自然災害リスクファイナンスの4点に加え、今年3月の米国銀行破綻等に端を発する金融セクターの動向への対応についても意義ある合意がなされている。本稿ではそれらの成果を概説する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

ふかみ けんた
09年金融庁入庁。総務企画局(当時)信用制度参事官室、OECDへの出向などを経て、22年7月から現職。

まがりふち きみこ
14年財務省入省。広島国税局、財務省主税局参事官室などを経て、21年7月から現職。

あきもと こうき
19年財務省入省。財務省大臣官房総合政策課、同政策金融課などを経て、22年7月から現職。