特集広がる賃上げ〜慢性デフレ脱却の足音

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相次ぐ賃上げ、メガは実質6~7%超の上昇率を実現

生活防衛的な物価対応だけでなく人的資本強化の側面も

投稿日2023.03.31. /週刊金融財政事情

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メガバンクや地域銀行の春闘は、数十年ぶりの賃上げ水準となった。新卒初任給も大きく引き上げ、学生への訴求を図っていく。賃上げは生活防衛的な物価対応の側面が強いが、自己投資のための支援金を手当てするなど「人への投資」の側面も含む。金融機関において人材の流動化が増すなか、優秀な人材を確保するため、金銭的な報酬だけでない「行員への価値提供」も求められている。

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