解説

銀行の業績評価制度に単年度の評価体系は適さない

銀行決算を下支えする「ボトムライン収益」の評価を見直せ

日本資産運用基盤グループ 金融機関コンサルティング部長 /直井 光太郎

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銀行員の「羅針盤」ともいうべき業績評価制度。銀行では店舗削減や人事評価制度に関しては大胆な改革が進んでいる一方で、業績評価制度は依然として単年度の収益偏重評価にとどまっている。銀行で退職者が相次ぐなか、銀行員のやりがいにも直結する業績評価を見直すことは非常に重要だ。銀行はいかにして業績評価を見直していくべきか。

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なおい こうたろう
10年早稲田大学教育学部卒、みずほ銀行入行。21年から現職。