談論風発

幾多の荒波を乗り越え「中小企業のトータルパートナー」となる

東日本銀行 頭取 /大石 慶之

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当行は2018年7月に、法令順守、顧客保護および顧客本位の業務運営上の問題から業務改善命令を受けた。さらに19年度決算では、貸出残高の減少や与信コストの増加から大幅な赤字を計上した。19年12月に私が頭取に就任した当時、こうした問題が当行には山積していた。その解決に向けて、私を含めた経営陣と従業員が一体となり、徹底した意識改革や業績改善に取り組んできた。現在は業務改善と業績改善が進み、人材育成にも本腰を入れて対応することができるようになっている。24年度に創立100周年を迎える当行は、さらに次の100年に向けて「中小企業のトータルパートナー」へと生まれ変わる。

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おおいし よしゆき
85年早稲田大学商学部卒、横浜銀行入行。13年執行役員融資部長、14年執行役員人財部長、16年取締役執行役員、17年取締役常務執行役員、18年代表取締役常務執行役員を経て、19年12月東日本銀行頭取に就任。