解説

いわき信組事案から考える適切な経営管理・業務運営確保

強化される行政当局の検査を念頭に実効性ある不正防止策の構築を

オペレーショナルデザイン 取締役 /佐々木 城夛

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

金融庁は昨年8月に公表した「2025事務年度金融行政方針」や12月に公表した「地域金融力強化プラン」において、協同組織金融機関に向けて適切な経営管理と業務運営の確保を要請し、制度的環境の整備を図ろうとしている。実効性の高い検査などを実施していくほか、いわき信用組合で不正融資や重大な法令違反が確認されたことを踏まえ、経営管理と業務運営の適切性について早期に課題を発見して的確な対応を行う方針だ。経営管理や業務運営の見直し状況は、個別金融機関によって相当な格差がある。本稿では、見直し時の着眼点を考察したい。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

ささき じょうた
系統中央機関を経て21年4月に独立。データアナリストとして、金融機関向けにデータ解析、リスク管理の具体的な事務手順への反映・マニュアル化などを支援。著書に『金融機関の監査部監査・自店内検査力強化の手引き』(金融財政事情研究会)、『いちばんやさしい金融リスク管理』(近代セールス社)など。