解説

アップルの戦略から見通す米消費者金融の現在地

当局はBNPLに対する規制強化の一方、オープンバンキングを促進へ

マネーフォワード 執行役員CoPA /瀧 俊雄

マネーフォワード パブリックアフェアーズ室 /小林 豪

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米Apple(アップル)は近年さまざまな金融サービスをローンチし、エンベデッドファイナンス(埋め込み型金融)の象徴例として君臨してきた。一方、米国ではスタグフレーションの懸念が高まり、消費者金融の規制強化がバイデン政権の規定路線となっている。ビッグテック企業の金融サービス戦略と規制の帰趨は、コロナ後の金融の在り方を見通す上でも注目される。

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たき としお
04年慶應義塾大学経済学部卒、野村証券入社。野村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関のビジネスモデルなどの研究業務に従事。スタンフォード大学(MBA)、野村ホールディングスの企画部門を経て、12年マネーフォワード設立に参画。内閣府規制改革推進会議専門委員、電子決済等代行事業者協会代表理事、MyDataJapan理事、フィンテック協会アドバイザーなどを務める。

こばやし ごう
21年9月からマネーフォワードにインターンとして入社。国内外のフィンテック情報、企業分析を担当。早稲田大学商学部在学中。