特集景気後退期の米国銀行ビジネス

データから見た米国資本市場の現状と高まる邦銀の存在感

景気後退でも米国市場の重要性は不変、中長期的な戦略が重要に

リフィニティブ・ジャパン 代表 /富田 秀夫

リフィニティブ・ジャパン シニアCRM /橋本 藍

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大手邦銀が持続的な成長を実現するために、日本国内だけでは限界があることに異論はなく、各行とも国際展開を強化してきた。なかでも最重要市場と位置付けられているのが米国だ。分断化が懸念される国際情勢の下で、あらためて戦略の精緻化・高度化が求められており、そうした中長期的な戦略をブレずに実行することこそが、各社に成功をもたらす。本稿では、弊社の取り扱う最新データをもとに、その現状と今後の課題を分析する(注1)。

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とみた ひでお
82年慶應義塾大学法学部卒。12年トムソン・ロイター・ジャパン代表取締役社長就任。19年同社の社名変更に伴い現職。東京国際金融機構理事。

はしもと あい
99年神戸大学経済学部卒。05年から現所属の前身のトムソン・フィナンシャル勤務。M&Aシニアアナリスト、ローン/プロジェクトファイナンスの情報担当であるコントリビューター・リレーション・マネジャー(CRM)を経て、現在シニアCRM。