解説

新株予約権付き融資に不可欠な「ライフサイクル管理」の留意点

典型的な三つのシナリオを踏まえて求められる商品設計と与信管理

西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士 /齋藤 崇

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近年、金融機関では、スタートアップ向けのベンチャーデットの取り組みが急速に広がっている。担保や保証に依存しないベンチャーデットの特性を踏まえ、金融機関には回収方法の設計やモニタリング、契約条項の工夫などが求められる。本稿では、特に「新株予約権付き融資」を題材に、IPO(新規株式公開)・M&A・デフォルトの三つの典型的シナリオから、各局面でのライフサイクル管理の要点を検討したい。

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さいとう たかし
00年早稲田大学法学部卒。02年弁護士登録。10年UC Berkeley School of Law修了(LL.M.)。バンキング、買収ファイナンス/プライベートエクイティー、ベンチャーファイナンス、不動産ファイナンス、ストラクチャードファイナンスなど、幅広いファイナンス取引を手掛ける。

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