特集景気後退期の米国銀行ビジネス

採算性や資本効率の向上を目指す3メガグループの米国戦略

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

急速な利上げを進める米国経済にリセッション(景気後退)の兆しが見え始めている。3メガバンクグループはリーマンショックを契機に米国市場での存在感を高め、米国ビジネスはいまや重要な収益の柱になった。実際、債券の引き受け・販売業務などでは主要な地位にある。一方、外貨調達や資本効率の観点から単純な規模拡大の限界が指摘され、非投資適格分野での事業展開を図るなどビジネスの幅を広げている。本格的な景気後退の可能性が高まり、投資銀行業務などが厳しい見通しとなるなか、大手米銀の戦略も変化しつつある。3メガバンクグループは、景気後退期の米国ビジネスのかじをどう取るのか。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら