新聞の盲点

NTTデータの地銀40行「クラウド構想」に透ける思惑

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地銀の勘定系システムを巡って地殻変動が始まろうとしている。広島銀行が日本IBMのシステムから離脱して、NTTデータが提供を目指すクラウドシステムへの移行を表明したのもつかの間、NTTデータは同社システムを採用する地銀40行を一つのクラウドシステムで共通化する方針を発表した。これには、地銀再編によって離脱しかねない地銀をつなぎ留める狙いがありそうだ。他方、巨大陣営が形成されることで、システム障害時の影響が全国に及ぶリスクも懸念される。

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