新聞の盲点

円買い介入の限界露呈なら、今度こそ日銀は政策修正か

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

急激な円安に業を煮やした政府が、ついに「伝家の宝刀」を抜いた。日銀が大規模金融緩和の継続を宣言した9月22日、「防衛ライン」を大きく超えた円安を阻止するため、24年ぶりの円買い・ドル売り介入に打って出た。対ドルで一時5円以上押し戻し、いったんは円安に歯止めがかかったものの、ドル円相場は再び防衛ラインをうかがう水準に戻っている。日本に「打つ手なし」と市場から見透かされれば、海外投機筋は円売り圧力を強めて日銀に政策変更を迫るとみられる。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら