解説

「産業のコメ」、半導体の供給不足はいつまで続くか

世界経済の回復に伴いインフレ圧力を助長する恐れも

立命館大学 経営学部 教授 /西岡 正

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2020年以降、グローバルに自動車や家電、ゲーム機など多くの産業が減産を迫られるなど、世界経済が半導体不足に翻弄されている。その背景には、コロナ禍を受けた「巣ごもり需要」の急拡大のほか、サプライチェーンの構造変化や地政学的要因など、供給制約が複合的に発生していることが挙げられる。今後、デジタル社会の進展で半導体需要はさらに拡大し、価格も強含みで推移すると見込まれ、グローバルにインフレ圧力が高止まりする原因の一端を担うだろう。

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にしおか ただし
旧中小企業金融公庫、熊本学園大学、兵庫県立大学等を経て、19年から現職。専門は生産システム論、産業論、中小企業経営論。博士(経営学)。